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外壁には何を塗るの?グレードの違う塗料について解説

外壁リフォームといえば外壁塗装になりますが、塗装面には何を使用しているのかご存じでしょうか。
そのことを知るためにも、本記事でグレードの違う塗料について解説していきます。

使用する塗料について

現在、外壁リフォームにて使用するのは「水性塗料」です。
油性塗料と比べると耐久性に劣る部分もありましたが、進化する技術により耐久性に大きな差はなくなっています。

さらに、価格も油性塗料より安いため、多くの外壁リフォームには水性塗料が使われるようになりました。(ただし、外壁材や塗装場所によっては油性塗料が適している場合もあります。)

なお、外壁リフォームに使用する塗料は、顔料・合成樹脂・希釈材・添加剤にて構成されています。
この配合により、これから解説する塗料のグレードにつながります。

塗料のグレードについて

外壁リフォームに使用する塗料は、主に5種類です。

・アクリル
・ウレタン
・シリコン
・ラジカル制御形
・フッ素

外壁リフォームの塗料は、外壁面積によって費用に差が生じます。
しかし、それだけでなく、価格と耐用年数のバランスを見ることも大切です。

まず、塗料は耐久性(どれぐらいのあいだ、外壁を保護する機能を保てるか)を決めるために「合成樹脂」という成分によって分類されます。これがグレードに位置づけられる成分です。

合成樹脂のグレードが高い塗料により構成されると、価格も、耐久性も高くなります。
グレードの高さでいえば、フッ素が一番高く、ラジカル・シリコン・ウレタン・アクリルの順で低くなります。

外壁塗装の役割

塗装を施す外壁リフォーム。その役割は、外観の美しさを保つだけに留まらず、遮熱、防汚、耐久性の向上などが挙げられます。
特に、外壁リフォームの役割として大きいのは耐久性の向上。

雨や湿気、衝撃などから壁面を守り、雨漏り、ひび割れなどのトラブルを防ぎます。
外壁リフォームは、強いては家全体の寿命を延ばすことにもつながるため、適切な時期に外壁リフォームを行うことは大切です。

おわりに

塗装する外壁リフォームの際には、グレードの違う水性塗料が使用されています。
家の寿命を延ばすためには、価格の高さと耐久性の高い塗料を検討するのも良いでしょう。

もちろん、安くても外壁リフォームの頻度を高めることで寿命を延ばすことはできます。
どのような壁にも扱いやすい塗料と比べながら、適した塗料を使用してみてください。