住まいの外観の一新といった外見上だけでなく、劣化による建物の強度の回復といった機能面のメリットも期待できるのが外壁リフォームです。
この外壁リフォームを一度行ったら、次はいつ頃業者へ依頼して行えばいいのでしょうか。
あるいは新築から何年後に検討すればいいのでしょうか。
今回は、外壁リフォームを行う年数は何年なのかについて解説していきます。
可能であれば10年に1度はメンテナンス
外壁リフォームの工事を依頼する年数は分からないという方も多いのではないでしょうか。
結論をいえば10年に1度はメンテナンスを業者へ依頼するのがおすすめです。
その業者は外壁塗装を得意とする業者が適任と言えます。
理由としては、外壁の劣化はまず塗装から起こるからです。
外壁は長年紫外線を浴びていると建物の状況によって徐々に劣化してきます。
そのため、早い段階で外壁塗装業者に依頼をして補修や再塗装といった施工をしてもらうことが重要です。
実際、前回の外壁リフォームや新築から10年~15年の間に外壁塗装を依頼する方は全体の4割程度といわれています。
つまり、その年数になってくると、住んでいる方の多くは、メンテナンスや再塗装の重要性を感じて施工を依頼するようになるのです。
環境によって外壁リフォームを早める必要がある
今、外壁リフォームのメンテナンス期間は10年が目安と解説しました。
しかし、浜風が多い沿岸部や雪国、あるいは台風が通過しやすい地域といった場所では、それよりも先に劣化することも多くあります。
そういった場合は、10年を経過する前に外壁リフォームを検討することがおすすめです。
目安としては、チョーキング(外壁塗装に粉が吹く状態)、ひび割れ、カビ、コーキング剤の剥がれといったものが挙げられます。
室内にシミが出てきた場合は、早急に対応することが求められます。
このようなタイミングで外壁リフォームを検討しないと、外壁からの雨漏りやシロアリの発生、さらには家が傾くといった被害が出てきてしまいます。
そうならないように必要に応じてこまめな定期検査を受けるのもおすすめです。
まとめ
外壁リフォームの期間の目安は、新築あるいは前回の外壁リフォームから10年後です。
そのころには、外壁塗装の劣化などが発生するからです。
ただ、場所によっては、それよりも早く劣化することも多いので、早めにメンテナンスや定期診断を検討しましょう。