住宅を建てた時にきれいだった外壁も、しばらくすると色あせてくすみはじめます。
また、見ためがきれいだったとしても、亀裂やヒビが入っているケースもあります。
塗り替える時期を決められていないため、築何年くらいで外壁リフォームをおこなえば良いのか
迷うことも多いでしょう。
1.外壁は築何年くらいで塗り替える
築何年くらいで外壁リフォームをすれば良いのか迷った時は、使われている塗料を確認しましょう。
塗料それぞれに耐久年数の目安があり、それを参考にリフォームを検討するのがベストです。
一般的に使われている代表的な塗料が、アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素の4種類です。
耐久年数はアクリルやウレタンは約4年から10年程、シリコンが約10年から15年程、
フッ素が約15年から20年程になります。
フッ素は長持ちし、外壁がアクリルやウレタンだった場合、老朽が早くなると考えましょう。
ただ、湿度が高い環境、降水量が多い、台風や塩害、紫外線の影響を受けやすい地域も
老朽が早まる可能性が高くなります。
築何年でというよりも、環境の関連が大きいと思いましょう。
耐久年数は目安で、例外もあるとわきまえておくべきです。
また、下地がしっかりおこなわれていなかった、雨天時に塗装をした、
よく乾かない状態で重ねぬりをしたなど施工の段階が原因で色あせが早まることもあるので注意が必要です。
2.足場の重要性
外壁リフォームをする際は、タイミングも考慮しましょう。
外壁リフォームにふさわしい時期とふさわしくない時期があります。
乾燥しやすい時期は適切で、乾燥しにくい梅雨のシーズンは施工に時間がかかり、
耐久性に響くこともあるのでふさわしくないと考えられます。
また、外壁リフォームは下地や補修、重ね塗りが基本です。
１日で終了することはなく、期間を数日間費やします。
そのためのスケジュールの管理も配慮しましょう。
特にお勤めをしている場合、ライフスタイルを調整しなければなりません。
また、外壁リフォーム時は足場が設置されます。
足場は作業員が安全に仕事をするために必要不可欠ですが、きれいに仕上げるためにも重要なカギになります。
また、塗装の前に洗浄がおこなわれるのですが、
その時に近隣に汚れが飛び散らないようシートを張るためにも足場が役立てられています。
足場の設置費用を浮かせるために、屋根のリフォームと外壁リフォームを1度におこなうのも良い案です。
足場の料金は規模によって差がありますが30坪の広さで約15万円から20万円程で、
意外と高額であることに驚く人も多いでしょう。
この2つを別々におこなうと足場の設置費用が倍かかることになり、1度におこなえばその分費用を抑えられます。
3.外壁リフォームは優良な業者選びも大切
外壁リフォームをする際は、業者選びがポイントです。
外壁リフォームを得意とする業者を選びましょう。
また、ホームページの情報をチェックしておくことも大切です。
費用や業績、施工例があればそれも見ておきましょう。
相場を確認することも忘れてはなりません。
費用が相場よりもあまりにも高い場合は要注意です。
適切な費用でおこなわれているかを確認しましょう。
見積りの内訳の確認も重要です。内容を確かめて不透明な点がないか見ておかなければなりません。
外壁リフォームを築何年くらいでおこなえば良いか迷ったら、使われている塗料を確かめましょう。
塗料それぞれに耐久年数があり、それを目安にリフォームを検討するのがベタです。
また、安全に作業するため、作業のクオリティーを低下させないため、
洗浄の時周辺を汚さないようシートをするために足場の設置が必要になります。