外壁と聞くと、多くの住宅ではサイディングが使用されています。
しかし、ここ最近は外壁リフォームに塗り壁を選ぶ住宅が増えています。
その理由は仕上げに魅了されるからだと言われています。
外装材としての塗り壁
外壁材と聞くと、現在主流となるのはサイディングです。
しかし、塗り壁も急上昇しています。
ひとつは住宅のテイストが様変わりしたからです。
輸入住宅も誕生し、外国のお城のような住まいが誕生しています。
白土と消石灰の壁については奈良時代に生まれ、洋風建築が建つようになると煉瓦やコンクリートなどの下地にモルタルを塗った、新しいスタイルが登場しています。
今ではスパニッシュ調の外観などで魅了する住宅も続々と誕生し、塗り壁が外観のポイントになっています。
中古住宅の販売により、より一層外壁リフォームに洋風外装材の塗り壁が注目されるようになっています。
サイディングやタイルのアクセント貼りとの組み合わせにもしっくり馴染み、こだわりを満たしてくれる外壁リフォームです。
塗り壁材の種類や特徴について
外壁リフォームに用いる塗り壁材の種類についてご紹介します。
土塗り
耐火性に優れていますが、やはり土を用いるだけに表面が崩れやすいのが特徴。
漆喰
仕上がりが美しく耐久性も高めですが、費用が高めです。
モルタル
費用が安いものの、ひび割れが発生しやすいデメリットも。
サイディングと塗り壁の違いについて
外壁リフォームではサイディングに塗装を施すケースが圧倒的に多め。
金属やセラミック、セメントなどを使用した外壁材です。
デザインの幅が広く、初期費用を抑えることができるので、新築一戸建てにはサイディングが用いられています。
塗り壁のメリット
外壁リフォームに塗り壁を用いる魅力は、自然素材が使われている安全性、さらに落ち着いた風合いに仕上がる点です。
色や模様の種類が多く、デザインの自由度が高め。耐久性の高い塗料も開発されているので先に紹介した塗り壁の種類のデメリットもカバーできます。
丈夫さも兼ね備えた塗り壁が増えているので、外壁リフォームの候補に加えてみるのはアリでしょう。
特に、荒塗りから仕上げまで、左官職人がコテを使って塗っていく塗り壁は、ハンドメイドならではの質感がウリです。
完成後も、ときとともにゆっくり味わい深く古びていく特性は、ほかの外壁材には見られないものです。
職人による技術・匠の技となる模様も魅了される点です。
いかがたったでしょう。
外壁リフォームについてご紹介しました。
これまでの塗料による塗装ではなく、塗り壁にチャレンジしてみたくなりませんか?
もちろん、外壁塗装においては下地処理からしっかり手を加える必要になります。
専門の塗装業者を選んで相談されてみてください。