外壁リフォーム＝外壁塗装ですよね。
今回は、塗装工事のための工程についてご紹介します。リフォームを考える際の参考にしください。

外壁リフォームの工程

塗装工事を行う外壁リフォームの工程については下記の流れです。

1 ご近所さんへの挨拶まわり
2 足場の組み立て
3 高圧洗浄
4 養生
5 下塗り
6 中塗り
7 上塗り
8 点検・足場解体

外壁リフォームについて

外壁リフォームと一口にいっても、先に挙げたように美観のために外壁塗装工事もあります。
それだけでなく、サイディングとなる外壁材の張替えも必要になることも…。

いわゆる基材に問題点があれば、外壁リフォームは必要不可欠なのです。
サイディングは外壁に貼る仕上げの板材のことで、広く流通している外壁材です。

サイディングの寿命は約20年ですが、チョーキング現象やひび割れ、浮きなど経年劣化があれば、外壁リフォームを早めに検討しなければなりません。
もちろん、基材の劣化を防ぐ意味で塗装も行うので、外壁塗装を施す理由は基材（外壁材）を守るためでもあります。

また、外壁リフォームには外壁改修工事という工程も必要になります。
下地処理を施したあと、ひび割れ箇所に樹脂材の注入や充填、剥落部分の張り替え、劣化したシーリング材の打ち替えなどが該当します。

このように、外壁リフォームは基材や塗料の劣化（耐久性の低下）によって、適したタイミングでメンテナンスすることを指しています。

外壁リフォームのポイント

外壁リフォームの必要性は、建物の内部を守るために行います。工程でポイントになるのは、1日目に行う足場組みです。

外壁リフォームは足場の上を動き回りながらの作業です。足場は必要不可欠な作業スペースでもあります。
この足場設置も組み方が不十分だと、事故を誘発してしまう恐れがあるので、気が抜けない工程です。

また、外壁リフォームでは高圧洗浄機で外壁表面の汚れや、劣化してしまった外壁材などの塗料、苔やカビなどを落とす工程もあります。
この作業が不十分だと、塗装時の塗料のノリが悪くなったり、施工後に塗装の劣化が早く進んでしまう原因にも。

さらに、塗装を行う外壁リフォーム。多くの方は一回の塗装で終わりだと考えるかと思います。
しかし、実はそうではありません。

塗料の種類にもよりますが、下塗り・中塗り・上塗りの3回は塗る必要があります。
下塗りは不要。しかし、上塗りだけでは下地が透ける場合もあります。そのため、上塗りの色をはっきり出すのに必要な工程です。

さいごに

外壁リフォームと一口にいっても、美観＋性能面を良くするためのポイントがいくつもあります。
業者選びからしっかり吟味して作業依頼を行いましょう。