外壁リフォームの代表的な工事は外壁塗装です。
一般的に外壁塗装の工期は7日～10日前後です。

また、外壁リフォームに屋根工事も付帯すると10日～14日前後かかります。天候に恵まれた場合でも2週間程度はかかる見込みです。では外壁リフォームの工程についてここから詳しく見ていきましょう。

外壁リフォームの工程

・1日目
足場を組む

・2日目
高圧洗浄作業

・3日目
下地補修やコーキング補修、養生

・4日目
下塗り

・5日目
中塗り

・6日目
上塗り

・7日目
仕上げや確認

ひと口に外壁リフォームといっても、すぐに塗料を塗る工程には移りません。必ず準備作業が必要で、この作業を丁寧に行うことで満足度高い外壁リフォームが完了します。

では1日目から準備作業について詳しく見ていきましょう。

1日目〜3日目

外壁リフォームでは必ず足場を組みます。この足場設置は作業員の事故を防止するためや作業効率を高めるために必要不可欠です。1日がかりでの作業です。

2日目の工程は、高圧洗浄機を用いた洗浄作業。美観を目的に外壁リフォームを施す場合には、この工程を省くと塗料ののりが悪くなり、仕上がりに不満が出ます。汚れ、苔などを取り除きます。

3日目は補修や養生作業です。塗料がついていけない場所をビニールで覆って保護したり、外壁のヒビ割れやシーリングを埋める補修作業を行います。

塗装回数について

塗料を用いて塗装する外壁リフォーム。ただ単にペンキを塗るだけだから作業工程も1日で終了すると思っている方は意外に多いです。
優良業者は必ず3日間はかけています。まず、最初は「下塗り」を行います。このあとに中塗りと上塗り作業を行います。

外壁リフォーム完了後、2〜3年で塗料が剥がれてしまうこともあります。その原因のひとつは、外壁材にしっかり塗料がのっていないからです。
そして、外壁リフォームのメイン作業になる色つき塗料の塗装を5日目から行います。なお、塗りの工程では必ず乾燥させる時間を確保します。

なかには乾燥させずに、中塗りと上塗りを続けて塗装する業者もいます。そのような工程表であれば注意しましょう。業者選びも必要不可欠。
塗料が乾いてから上塗りを行います。下塗りから中塗りまで行っているので塗料がきれいにのってくれ、美しい仕上がりが期待できます。

おわりに

外壁リフォームでは各所の最終確認を施主も一緒に行います。その後、足場解体、片付けにて完了になります。