外壁サイディングは工期が短い、費用がリーズナブルなことからさまざまな場所で取り入れられています。
外壁リフォームをする時は既存の資材を張り替えるのが望ましいですが、重ね張りという選択肢もあります。
ただ、資材の老朽具合によっては撤去して一新する方法が適している場合もあるので要注意です。

1.工期が短くリーズナブルな外壁リフォーム

サイディングは外壁リフォームの中でも工期が短く済み、コストパフォーマンスの面でも優秀です。
施工した時は美しかった資材も月日が経過すると老朽します。
老朽したまま放置していると、資材が傷み軽度で早めにリフォームすれば安く抑えられ
リフォームが大がかりになる可能性もあるので注意が必要です。
サイディングは既存の資材を撤去し新しく張り替える方法と、既存の上に重ね張りする方法があります。
撤去し一新する方法は撤去にする際の工事費用などが追加されるために高額になるのが一般的です。
重ね張りは、撤去が省かれるために、工期が短縮され費用もリーズナブルになります。

2.サイディングの種類

外壁リフォームの重ね張りは、カバー工法とも呼ばれています。
費用が安く抑えられる、工期が短くなるなどメリットも満載ですが、
内部の老朽具合が確認できないなど問題点もあります。
見えない部分の老朽は、どんなに外側はきれいな状態でも崩れやすくなり危険です。
そのため定期的にメンテナンスが必要になり、
撤去し張り替える方法よりもリフォームする時期が早まると思っておきましょう。
サイディング外壁リフォームで使われる素材は、窯業系と金属系、木質、樹脂などあります。
特にポピュラーなのが窯業系と金属系です。
窯業系は生産量が多く、バリエーション豊富なデザインから選択できます。
金属系は、頑丈でしっかりしていて、錆びにくく耐久性の面でも優秀です。
また、重ね張りで使用する素材としても使用されています。
費用が高額でデザインも窯業に比べると少なくなりますが、耐久性や扱いやすいのが利点です。
サイディングを使った外壁リフォームで撤去し張り替える方法は費用が高くなりますが、
耐久性が高くなり次のリフォームまでの期間も長くなります。
重ね張りはコストパフォーマンスの面では優秀ですが、
内部の傷みが激しい場合は向かない場合があるので注意が必要です。
費用だけで選ぶのではなく、状況に適した外壁リフォームを検討しましょう。

3.外壁リフォームは業者選びも重要

外壁リフォームの仕上がりは、業者選びが重要です。
良い業者を選べば、依頼して良かったと思える仕上がりが期待できます。
気になる業者をいくつかピックアップして、比較してみましょう。
比べることでそれぞれのメリットとデメリットが浮き彫りになります。
また、相場を知るためにも比較は要です。
情報は隅々まで確認しておきましょう。
業績や力を注いでいることなど、細かい部分まで見ておくことが大切です。
見積りの内訳もポイントになります。
本体の費用や工事費、諸経費など曖昧な点がないか見ておきましょう。
不透明だと不安が残ります。明確に提示されているかが重要です。
施工例があればそれを見ておきましょう。
完成前と完成後の写真があれば要チェックです。比較して違いを確認してみましょう。

サイディングは外壁リフォームの中でも工期が短く費用がリーズナブルな工事です。
既存の資材を撤去する方法とそのまま重ね張りする方法があるので、
それぞれのメリットとデメリットをチェックしておきましょう。
また、業者選びも外壁リフォームのポイントになります。
美しく仕上げるために、信頼度が高い優良な業者を選びましょう。