和から洋にするリフォームといえば、トイレの設置を変更することや床などを畳からフローリングにするといった、
内装の施工をイメージしがちです。
しかし、外壁リフォームにおいても和から洋にするといったリフォーム工事をすることが少なくありません。
今回は、住宅リフォームのうち、外壁リフォームで和から洋にするといったリフォームを紹介します。

・外壁リフォームを和から洋にする場合とは？

外壁リフォームで和から洋にする場合は住宅の雰囲気を一新させるような意味合いで行われることが多くあります。
例えば、両親から相続した住宅を現代風の洋風住宅にしたいといった場合や
取得した中古住宅をモダンな洋風にしたい場合が挙げられます。
こういった際に最も印象が変わるリフォームが外壁リフォームです。
外壁をリフォームすることで、印象を全く違ったものにできるのです。
屋根などもありますが、建物の構造によってはそこまで変化が感じられないことも多く、
あまり意味をなさない場合もあります。
そう言った視点から、即効性のある和から洋のリフォームとして外壁リフォームが挙げられます。

・どのような内容で外壁リフォームを和から洋にするのか

外壁リフォームで和から洋にする場合の内容として挙げられるのが、塗装の変更や外壁材の重ね張り、
板金部分の変更です。
塗装の変更は従来の和風住宅にありがちな茶色などの色を白にしたり、洋風の色にすることが挙げられます。
また、色の濃淡などを意識しながらカラー設定をするなど工夫していくことで外壁リフォームを
和から洋にできるようになります。
並行して破損したシーリングの打ち替えをすることで、
より和から洋にリフォームしたという印象を与えやすくなるでしょう。

また、外壁塗装だけでは違和感がある場合や外壁の破損が大きい場合は
外壁材をカバー工法による重ね張りするのも有効です。
こちらは種類も多いので、かなり有効な外壁リフォームになるのではないでしょうか。

外壁リフォームと並行して行いたいのが板金部分の変更です。
雨樋や破風板、軒天、雨戸などを洋風の色合いにすることで、板金の質感が変わってきます。

これらの外壁リフォームだけでも和から洋にリフォームできます。
しかし、追加で外構工事や玄関扉の変更などを行うと、より和から洋への変化が実感できるでしょう。

・気になる外壁リフォームを和から洋にする場合の費用目安

外壁リフォームを和から洋にする場合の費用目安として約150万円程度～約250万円程度です。
外壁塗装のみを行うのであれば、戸建て住宅なら約150万円程度で外壁リフォームができます。
一方で、追加の工事や外壁の重ね張りなどを行うといった工事を施行してもらうと
約200万円程度～約250万円程度が目安になるでしょう。
屋根のリフォームに比べると若干費用は安めですが、和から洋へのリフォームとしては、
かなり効果が高いといえます。
和から洋へと住まいの佇まいを一新するといった場合、外壁リフォームは有効な手段となるでしょう。
また、タイル張りなどのリフォームでも約200万円程度が一つの目安です。

まとめ

和から洋への外壁リフォームは、住宅のイメージを変えるうえで有効な手段として挙げられます。
その方法は塗装やカバー工法による重ね張りがメインとなりますが、
追加で板金部分を一新することでより効果を高められるでしょう。
他にも玄関や外構、雨樋などの板金部分を変更することも有効な和から洋へのリフォームとなります。
もし、こういったリフォームを検討する場合は、外壁リフォームを中心に検討し、
外壁塗装の専門業者に相談してみましょう。